2002 Best Albums
TKO

1年経つのも早いモノで、今年10枚もなにがあったかなと考えてみて、よく聞いたなという感触のあるものを選びました。 もし、ジャンル問わずであれば、Coldplay,Red Hot Chili Peppers,Bump Of Chiken も入れたのですがこれらはロック。そう考えると今年はJazz/fusionのみならず、良いCDが沢山出た年でした。

1位 Buzz Feiton & The New Full Moon「Buzz Feiton & The New Full Moon」

気持ち良い気分になりたい時に何度も手が伸びた1枚。バズのギターはソロにカッティングに最高です。この1年はバズ・フェイトンが復活し、新譜や未発表と多くの CDを残しました。ファンとしては本当に嬉しい・・・財布が追いつけませんでした。

2位 Pat Metheny Group「Speaking Of Now」

あっさりした感じなのに、良く聴くと非常に音が作り込まれていて、何度聞いても聞き飽きないまさに傑作であり名盤。来日ライブもここからの曲中心で凄かった。

3位 H.Hancock/M.Brecker/R,Hargrove「Directions in Music」

ハンコックの生ピアノが良い。マイケルのSaxが驚異的。もちろんそれ以外も良いのですが、その2人が凄すぎてそれだけで聞けちゃう作品。

4位 Norah Jones「Come Away With Me」

今年の新人ではダントツ。Jazzシンガー扱いだが、ジャンルを超えているし、MTVでも特集された。素朴な歌声がなんとも琴線に触れるんです。

5位 Bobby McFerrin「Beyond Words」

なんせバックはチック、ボナ、ハキム・・・である。彼らが一体になって生み出す音楽は"素晴らしい"の一語。

6位 Wayne Shorter「Footprints Live!」

ショーターが久々にアコースティックJazzに戻ってきた。テンションがびんびんでもう最高。 東京Jazzにも同じメンバーで来日し、凄いパフォーマンスを聞かせた。

7位 Lee Ritenour「Rit's House」

リトナーのJazz路線はハズレなし。今回も心地よいコンテンポラリーなサウンドで酔わせてくれました。

8位 Will & Rainbow「Over Crystal Green」

思えばこれがボブ・バーグの遺作になるのでしょうか? 豪華なメンツによるセッションで、テクというよりも歌心でなごんだ1枚。

9位 Wether Report「Live and Unreleased」

ジャコ期に限らず、中後期のWRはどの時代も凄いことを証明してくれた未発表レア LIVE集。 収録から漏れたヴィトウスの時代も聞きたかった・・・。

10位 Toninho Horta「Toninho Horta」

幻の名盤遂に再発。ブラジルの心地よいサウンドが五臓六腑にしみわたる・・?

特別位 Miles Davis「The Complete Miles Davis At Montreux 1973-1991」

20枚組(!)という分量と貴重性からランク外の特別位としました。これはリリースされたということだけで評価できます。全部聞くのには苦労しました。


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