1年経つのも早いモノで、今年10枚もなにがあったかなと考えてみて、よく聞いたなという感触のあるものを選びました。 もし、ジャンル問わずであれば、Coldplay,Red Hot Chili Peppers,Bump Of Chiken も入れたのですがこれらはロック。そう考えると今年はJazz/fusionのみならず、良いCDが沢山出た年でした。 1位 Buzz Feiton & The New Full Moon「Buzz Feiton & The New Full Moon」 気持ち良い気分になりたい時に何度も手が伸びた1枚。バズのギターはソロにカッティングに最高です。この1年はバズ・フェイトンが復活し、新譜や未発表と多くの CDを残しました。ファンとしては本当に嬉しい・・・財布が追いつけませんでした。 2位 Pat Metheny Group「Speaking Of Now」 あっさりした感じなのに、良く聴くと非常に音が作り込まれていて、何度聞いても聞き飽きないまさに傑作であり名盤。来日ライブもここからの曲中心で凄かった。 3位 H.Hancock/M.Brecker/R,Hargrove「Directions in Music」 ハンコックの生ピアノが良い。マイケルのSaxが驚異的。もちろんそれ以外も良いのですが、その2人が凄すぎてそれだけで聞けちゃう作品。 4位 Norah Jones「Come Away With Me」 今年の新人ではダントツ。Jazzシンガー扱いだが、ジャンルを超えているし、MTVでも特集された。素朴な歌声がなんとも琴線に触れるんです。 5位 Bobby McFerrin「Beyond Words」 なんせバックはチック、ボナ、ハキム・・・である。彼らが一体になって生み出す音楽は"素晴らしい"の一語。 6位 Wayne Shorter「Footprints Live!」 ショーターが久々にアコースティックJazzに戻ってきた。テンションがびんびんでもう最高。 東京Jazzにも同じメンバーで来日し、凄いパフォーマンスを聞かせた。 リトナーのJazz路線はハズレなし。今回も心地よいコンテンポラリーなサウンドで酔わせてくれました。 8位 Will & Rainbow「Over Crystal Green」 思えばこれがボブ・バーグの遺作になるのでしょうか? 豪華なメンツによるセッションで、テクというよりも歌心でなごんだ1枚。 9位 Wether Report「Live and Unreleased」 ジャコ期に限らず、中後期のWRはどの時代も凄いことを証明してくれた未発表レア LIVE集。 収録から漏れたヴィトウスの時代も聞きたかった・・・。 10位 Toninho Horta「Toninho Horta」 幻の名盤遂に再発。ブラジルの心地よいサウンドが五臓六腑にしみわたる・・? 特別位 Miles Davis「The Complete Miles Davis At Montreux 1973-1991」
20枚組(!)という分量と貴重性からランク外の特別位としました。これはリリースされたということだけで評価できます。全部聞くのには苦労しました。
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