Will Boulware(p,key),Will Lee(b),Steve Gadd(ds),Peter Bernsten(g),
名盤Rainbow「Crystal Green」の続編的に匂わされる作品だが、当時の顔ぶれとは3人しか同じではないので、サウンドはまた違った物になっている。サウンドは聴きやすく爽やかであるが、スムース系では無く、気持ちよいアコースティック系な音を聞かせてくれる。 メンバーも豪華であるが、なによりもウィル・リー&スティーブ・ガッドのコンビでのリズム隊でフル・アルバム聴けるなんて久しぶりで嬉しい。またホーン奏者は曲別の参加でマイケル3曲、ランディ1曲、ボブ5曲になっていて、当然参加した曲ではフューチャーリングされている。 とにかくこのメンバーなので、もしテクニックではちゃめちゃヘヴィーな音楽をやろうと思えば出来ないこともないが、そうではなく、むしろ音楽性を重視し、それぞれが抑制するかわりにツボを抑えた、味のあるプレイをしている。
またブールウェア・・・彼の生ピアノが美しく、売れっ子で有名なプレイヤーに囲まれながら引けを取ることがない。なんで彼がFusionの世界では消えた存在になっていたのかわかなないが、このプレイを聴けば彼も一級品であるということは判る。 # オーディオ的に音も良く、ステレオのデモにも使えそうですね。(TKO) # SACD盤も同時にでているので普通のCDも高音質なのでしょう。Check CD
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