2006年のレコード界の最も大きなトピックスは日本ではそれほど大きな話題にはなっていないように思うが、米国タワーレコードの廃業決定ではないだろうか。 Pat Metheny Brad Mehldau「Metheny Mehldau」
出るべくして出たという感のあるデュオ作。 いまどき珍しいくらいのストレートなフュージョンぶりが嬉しい作品。 George Benson & Al Jarreau「Givin' It Up」
「Breezin'」ヴォーカル・ヴァージョンに「Mornin'」のデュエットだけでやられました。 John Mclaughlin「Industrial Zen」 エレクトリック・マクラフリンの本領発揮。こういうのをガンガン出して欲しいという作りのアルバム。 Grant Green「Live At Club Mozambique」 凄いファンクぶりです。 1971年録音の未発表音源ながら、だまって聴かされたら今時のクラブ系のジャム・バンドと思ってしまうかも。 Trio Beyond : Dejohnette/Goldings/Scofield「Saudades」
どこが「サウダージ」なのかわからないハードなインプロビゼーションの世界。 スムース系と一言で括ってしまうのは失礼なのだろうが、所謂スムース系では2006年のベストだと思う。生演奏主体にしっかりと演奏されている作品。
アコースティックな小編成を中心として小沼のギターがたっぷり堪能できる。
リチャード・ボナ、デニス・チェンバースの現在最高のリズム・セクションと言っていいバンドをバックにマイク・スターンが思う存分弾きまくっています。
マイケル・ブレッカー亡き今、今後のサックス・シーンを引っ張っていって欲しいという期待を込めて。
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