Tokyo Jazz 2014.9.7 Night Session
D I S C O V E R |
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Ahmad Jamal | |||||||||
アーマッド・ジャマル(p)、 マヌエル・バドレーナ(per)、 レジナルド・ヴィール(b)、 ハーリン・ライリー(ds) | |||||||||
1930年生れなので、今年でもう84歳の大ベテラン、かつてマイルス・ディヴィスが好んだピアニストとして、伝説的なピアニスト、アーマッド・ジャマルの東京Jazz登場である。
非常にジャジーな演奏で雰囲気もある。ソロを奏でるというよりも、同じパターンを繰り返すことで、とても美しい音楽になっている。 |
1. Fitnah 2. Sunday Afternoon En. Dynammo En. Morning Mist En. Blue Moon |
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● 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール スペシャルゲスト UA |
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菊池成孔(vo, sax, cdj)、 林正樹(p)、 鈴木正人(bs)、 早川純(bdn)、 堀米綾 (hp)、 大儀見元(per) 田中倫明(per)、 梶谷裕子(vln1)、 高橋暁(vln2)、河村泉(vla)、 森田香織(vc)、 UA(vo) |
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DCPRGにつづいて、菊地成孔の別プロジェクトによる東京Jazz登場になった。
このバンドはストリグス、ハープ、バンドネオンが加わる、Jazzとすると不思議な編成で、菊池本人はSaxを吹き、ラテンな雰囲気を醸し出す。 |
1. 即興:タケミツトーン with マンボ 2. 京マチ子の夜 3. 導引(登壇-UA) 4. ボーン・トゥ・ビー・ブルー 5. ランバネルの讃美歌 6. この街はジャズ過ぎる 7. キリング・タイム 8. バンドネオン・ソロ 9. ルペ・ヴェレスの葬儀 |
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上原ひろみ The Trio Project | |||||||||
上原ひろみ(p)、 アンソニー・ジャクソン(b)、 サイモン・フィリップス(ds) | |||||||||
再登場となる上原ひろみのザ・トリオ・プロジェクトは今回も素晴らしいステージを聞かせてくれた。
今回も上原、アンソニー、サイモンの3人が、がっぷり3つ巴のインタープレイを見せてくれる。 |
1. Move 2. Player 3. Warrior 4. Dreamer 5. Alive En. Spirit |
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■総評 Fusionに限れば、ハービー・ハンコックランディ・ブレッカー、マイク・スターンも見れたなんて非常に豪華だ。 どちらも物凄った上記の直後出番であったため、割り食った感はあるが、いずれも好演奏を聞かせてくれた。 ちょっと予想したサウンドと違った感はあるが、これもFes.の醍醐味であろう。 また、高中正義も本当に多くの人たちの心に残る演奏だったと思う。 日本人としても高中正義、上原ひろみ、菊地成孔、小曽根真と、現在最も旬なミュージシャンが集まったので言うことなし。 また日本人Jazzが大健闘したという感が強いのが今回の特徴だったのではないだろうか。
再出演ということでは、ハービー・ハンコックは有明ビックサイト以来となり、チャカ・カーンは調布の味の素スタジアム以来である。
それだけ東京Jazzは歴史を刻んできたのだなと感慨深いのではあるが、まだまだこの先にも実に期待してしまいますです。(TKO)
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