Tokyo Jazz 2012.9.8 Night Session
J A Z Z R O O T S
小曽根真 JAZZ JOURNEY
小曽根真(piano), Christian McBride(bass), Jeff Tain Watts(drums), Ellis Marsalis(piano), 篠山紀信(photo)
photo by (c)岡 利恵子/(c)Rieko Oka (c)TOKYO JAZZ FESTIVALphoto by (c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima (c)TOKYO JAZZ FESTIVAL

JAZZ演奏とフォトの共演。ステージ上スクリーンに次々に現れるニューヨークの景色。
それとJAZZの演奏が、気分を一気にニューヨークにいざないます。
基本的には小曽根のピアノトリオ。曲によってエリス・マルサリスが加わっての師弟共演。
クリスチャン・マクブライドとジェフ・ワッツというのは、現在JAZZ最高のリズム隊。
レベルの高い、まさに本場ニューヨークJAZZがここ東京にやってきたステージでした。

1. Confusing Blues
2. Do You Know What It Means To Mis New-Orleans ?
3. What Is This Thing Called Love ?
4. My Witch's Blue
5. Bouncing In My New Shoes
6. Take The Tain Train
7. Sweet Georgia Brown

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JOE SAMPLE & THE CREOLE JOE BAND
Joe Sample(piano,accourdion), Ray Parker Jr.(g,vo), Nick Sample(bass,vo), Doug Belote(drums), 山岸潤史(g)
Skip Nalia(kb), Erica Falls(vocal), Alex McDonald(scrubbing-board,tp)
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これぞまさにニューオーリンズ・ルーツ音楽。Jazz以前はこんな音楽がアメリカで流れていたのだろうと、時代の流れを感じる音楽です。
それにしてもジョー・サンプルがいて、レイ・パーカーJrがいて・・・なのにクルセイダーズもサンプルもパーカーも・・・どの持ち曲もありません。
まさにこのバンドだけの音楽。ある意味贅沢、ただFusion的にはある意味もったいない・・・と思ってしまいます。
日本人で参加の山岸 潤史がかなりブルージーでいい感じのギターを披露していました。

1. Creole Joe
2. Louisiana Lovin'
3. Zydeco Zoo
4. Sugar On The Floor
5. Louisiana Woman, Texas Man
6. Higher Ground
7. Please Forgive Me

SUPER SESSION directed by 小曽根真
小曽根真(piano), Christian McBride(bass), Jeff Tain Watts(drums), Ellis Marsalis(piano), Take 6(vocals), Joe Sample(piano)
Ray Parker Jr.(g), 山岸潤史(g), 村田陽一(tb) & Others
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急遽出演キャンセルしたオーネット・コールマンに代わってのセッション。
たった2日しか時間がないのに、なんというJazzミュージシャンの対応能力の高さ・・・素晴らしいステージを見せてくれました。
コンセプトはオーネットに捧ぐという、オーネット・コールマンの曲中心になります。
小曽根はオーネットの曲は演奏した事が無いとはいえ、いやいやなかなか面白い。
もしかしたらこれが一期一会の演奏になるとしたら、なにか非常に貴重な演奏に立ち会えたのかもしれません。

特に小曽根トリオ+クレオール・ジョーバンドの面々での"Rambnlin"は最高。
多分基本になったのはオーネットの演奏ではなく、デヴィッド・サンボーン「Upfront」のカバー・バージョンでしょう。
この演奏は白熱し、間違いなく今回の東京Jazzのハイライトの一つです。

あまりに凄い演奏だったのでアンコールがやまず、一人で出てきた小曽根真。
アコースティック・ピアノ・ソロによる、オーネットの"ロンリーウーマン"。
非常にシリアスな演奏・・・こんなにも真剣な小曽根の演奏は記憶にありません。
普段、Jazzはむずかしくなく、楽しいものだと広めている小曽根・・・でも、こんな演奏もできるのですね。
演奏が終わった瞬間、ステージは真っ暗に・・・再び点灯して人影は無く、1つ残されたピアノ・・・演出も素晴らしかったです。
小曽根さんのオーネット、悪くありません。是非ともアルバムを・・・と思ってしまいます。

1. Turn Around
2. Blues Connotation
3. Straighten Up & Fly Away
4. Rambling
5. Lonely Woman




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Reported by TKO

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