野獣王国「野獣王国LIVE」
BLACK BOX(YJOK-001-002)`97 - Japan
是方博邦(g,Vocorder), 難波弘之(key),鳴瀬喜博(b),東原力哉(ds)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ●ロック系    ○その他
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是方さんは「KOREKATA X」と称してその度ごとに違うミュージシャンを集めてはセッションをする、というのをもう長いことやっている。その数多くのミュージシャン達の中で「抜群の相性」ということが、何度もセッションする中で確信された・・・それがこの4人である。「野獣王国」というバンド名の通り、演奏の熱さ、すごさは猛獣が暴れ回るかのよう。セッションを重ねに重ねて生まれたこの4人による演奏には、ものすごい熱さ、厚み、深さ、優しさがある。 とにかくおいしいライブアルバムである。ライブの魅力を可能な限りぎりぎりまでCDにつめこんだという感じ。力哉さんのドラムソロが入った「PURPLE SAURUS」が20分とか、ナルチョのベースソロが入った「NOW ON NEVER」が14分とか・・・。「曲が長くて入りきらなくて2枚組になった」ということなのだがベースソロ、ドラムソロは野獣王国の大きな魅力のひとつであるので、聴き応えがありうれしい。かねてから「変拍子の恐るべき曲」として有名で是非聴きたかった、難波さんの「DIMENSION TRAVELLER」も入っていて大満足。 このサウンドは、いったいどういう風にジャンル分けして説明すればいいのかとても困るのだが、力哉さんはジャズ色が濃いし、是方さんはロック系の人だし、難波さんは一応プログレの人だし、ナルチョは・・・うーん・・・・。フュージョンとしかいいようがない。(笑)でもこの4人が集まると、一つの確固としたカラーができあがる。やはり、「野獣」という表現がぴったりなんだな。荒れ狂う時もあれば、優しく包んでくれるときもあるし、何よりも熱い血が流れている・・・みたいな。とにかく強力でパワフルで懐が深いフュージョンである。CDを聴いてこんなにエキサイトしてしまったのはひさびさ。野獣たちのパワーにもう、降参しました!!!って感じです。インディーズなのがちょっと残念だけど。
☆メンバーのうち、誰かひとりでもファンであるなら、絶対買い!!
☆サンタナが好きで是方さんはまだ聴いたことがない・・・という人には是非おすすめ します。
☆ストレス解消に効きます(美芽)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

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