Richard Tee 「Real Time Live In Concert 1992」 Video Arts Music(VACM7050) 2012 - Japan  


Richard Tee(piano,vocal), Will Lee(bass), Steve Gadd(drums), John Tropea(guitar)Ronnie Cuber(sax), Ralph MacDonald(perc),伊藤君子(guest vocal)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

リチャード・ティー最期の来日となった1992年の新宿のインディゴ・ブルースでのライブ録音盤。1993年に亡くなる前年の録音とういうことになる。

聴きどころは何と言ってもティーの1979年リリースの初リーダー作からの「Strokin'」とガッドとのデュオが圧巻の10分に及ぶ「Take The A Train」だ。
ここではティーのグルーヴィーなピアノの魅力を存分に楽しむことができる。

19分にも及ぶ「It's Time」ではガッドのドラム・ソロのたっぷりとフィーチャーされている。

またティーは「The Way」と「In Real Time」の2曲でヴォーカルを披露しているが、こちらはご愛敬といったところだ。

ゲストの伊藤君子は最後の「明日に架ける橋」1曲だけの参加だが、この曲でのロニー・キューバーのサックス・ソロが短いながらもなかなかよい。

今となっては貴重な発掘音源の嬉しいリリースである。(橋 雅人)



   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay