Renegade Creation 「Bullet」 Blues Bureau International(BB2080-2) 2012 - U.S.A.  


Michael Landau(guitar), Robben Ford(guitar), Gary Novak(drums), Jimmy Haslip(bass)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ●ブルース系          ●ロック系        ○スムース系

ロベン・フォード、マイケル・ランドウの双頭バンド、レネゲイド・クリエイションの2枚目のアルバム。
LAシーンを代表するギタリスト2人にリズム・セクションは最近イエロージャケッツを脱退したジミー・ハスリップがベース、チック・コリアとの共演で知られるゲイリー・ノヴァックがドラムスというスーパー・グループである。

内容の方は1作目同様フォードとランドウのヴォーカルを前面に出したコンテンポラリー・ブルース・ロックだ。
全10曲中、9曲がフォードもしくはランドウのオリジナル曲、あと1曲がボブ・ディランのカバー「Too Much Of Nothin'」が演奏されている。
リード・ヴォーカルは作曲者がとるというスタイルをとっているようで、ディランのカバーはランドウが歌っている。

2人のギターを並べて聴いてみると、2人ともにブルースをベースにしたコンテンポラリーなスタイルなので結構似通った部分が多いように感じる。
(場面によってはどちらが弾いているのかよくわからなくなるところも結構ある)
フォードの方がよりブルース、ジャズより、ランドウの方がよりダークでロックよりと言ったところだろうか。

リズム隊の2人はその気になればどんなスタイルでもこなせる技量を持っているがこのアルバムではひたすら裏方に徹している。

フォードとランドウのブルーススタイルのヴォーカルとギターをひたすら堪能できるアルバムである。 (橋 雅人)



   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay