Wayne Krantz「Signals」 VME(VGDWNF0009) 1990/2006 - Japan(reissue)  
Wayne Krantz(guitar), Anthony Jackson(bass), Dennis Chambers(drums), Don Alias(perc), Jim Beard(kb), Hiram Bullock(bass,program), Leni Stern(guiar), Cliff Almond(drums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●NY系

インタビューでも紹介したウェイン・クランツの1990年リリースのデビュー作の再発。

1曲目のドン・アライアスとのデュオできけるスピード感のある切れ味のよい乾いた音色のギターを聴くとこの時点で既にクランツならではのスタイルを確立していたのがわかる。
その個性的なクランツ・サウンドはソロやデュオの曲により顕著に現れていて、ほとんどギター一本で引っ張り込まれてしまうドライブ感が凄い。

一方、キーボードを交えたバンド編成での演奏は、もっと粘り気のあるギターの音でフレーズを組み立てていて、80年代フュージョンを継承したようないわゆるNY系のサウンドになっている。

ボーナストラックとして2005年、2006年録音のA.ジャクソン、C.アーモンドとのトリオ編成での演奏が2曲収録されている。 こちらのサウンドは前述のソロ、デュオの発展形のようなスタイルで、よりテンションの高い演奏が楽しめる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay