深町純&和田アキラ 「Digit Cafe」SANTA DAY DREAM(SANTA21001)2005 - JAPAN  
深町純(key,syn,pgm) 和田アキラ(g)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系 (□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
 PRISMやKEEPでお馴染みの二人のデュオアルバムがリリースされるという嬉しいニュースが飛び込んで来ました。
深町純の最近の活動として、当サイトでお伝えしているように生ピで即興演奏が中心です。
しかし、このアルバムは二人の即興物ではなく、ハードなFusionサウンドの作品です。
深町純のホームページの本人の解説では、彼の自宅で録音したものだそうです。
発売日は2005年12月14日で、一足先に紹介します。

 サウンドはエレピ、シンセ、曲によっては打ち込みのリズムを入れた深町のキーボードと、鋭く研ぎ澄まされた刃物のような和田のギターを多重録音で収録されたものです。
荘厳なキーボードをバックに切れ味良いカッティングそしてギターソロはハードなものからバラード調のものとバランスよく配置されており、ドラムとベースが参加していないKEEPを連想させるようなサウンドもあります。
個人的に嬉しいのは”深町節”が随所に聴くことが出来る点ですね。
ライブ活動の厳しさからFusionはやらなくなったという彼のインタビューから、彼独自のメロディ、リズムの深町節というものを最近は耳にしておりません。
それが、キーボードソロやバックの演奏で随所に出てきますので、ファンとしては狂気乱舞といったとこでしょうか。
 
 和田のギターも冴えており、緩急を付けた唄心あふれるソロはさすがというところです。
昔からの二人のコンビなんで、お互いのツボのようなものを分かっているんで、二人の美味しい部分がより増加して出ているんでしょう。

 面白いのは、バラード調のボーカル曲。
このボーカルは深町本人の唄のようですが(?)、彼自身の心の叫びのような歌詞の内容で、聞きようによっては最近のFUSIONの状況を嘆いているようにも聞こえ、ジンとくるものがあります。

☆このアルバムを機にKEEP再結成になれば嬉しい!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light         Heavy
Mellow     Hard
Lyrical       Cool
Melodious       Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble           Interplay

2005年12月14日発売