上原ひろみ「Brain」Telarc(SACD63600) 2004 - U.S.A.  
上原ひろみ(kb), Tony Grey(bass), Anthony Jackson(bass), Martin Valihora(drums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

デビュー・アルバム「Another Mind」が大ブレイクしたピアニスト上原ひろみの2作目。

「Kung-Fu World Champion」と題された1曲目のファンクナンバーから強烈だ。70年代のヘッドハンターズを髣髴とさせるようなクラビサウンドがカッコよい。スピード感溢れる直線的なノリのリズムが旧来のファンクとは一線を画している。

2曲目のちょっとゆったりしたラテン系のリズムの曲では、ゆったりとした叙情的なテーマから始まって、粒のはっきりとした高速ソロまで彼女の幅の広いアコースティック・ピアノを聞くことができる。

その後もクラシカルなイメージの曲、ミディアム・テンポのファンクとアコースティック、エレクトリックを自然に取り混ぜたヴァラエティに富んだ内容になっている。ところどころに散りばめられた日本的イメージのメロディーも新鮮だ。

前作がコアな内容の割にはブレイクしすぎてしまっただけに、注目された2作目だが、 基本的には前作の路線を継承しながらも、より力が抜けて自然体で作っているように感じられるところに好感が持てるアルバムとなっている。

アメリカ盤は通常CDSACD/CDハイブリッド盤がある。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay