2004 Best Albums
ちっく

私の2004年ベストアルバムは、かなり自分好みに偏ったものです。
最近は原音に近く、素朴で純粋なものに強く惹かれるようになりました。
素朴とか純粋とか、自分から、どんどん無くなっていくものへの、憧れでしょうか(笑)

Joao Gilberto「in Tokyo」

記念碑的作品。
自分が考えるより多くの人がジョアンの日本公演を待っていたという驚き。
シンプルだが深く考え抜かれた音楽
ここまで来るのにジョアンでさえ70年かかった。ということでしょうか。

Antonio Carlos Jobim「em Minas ao vivo piano e voz」

Tomの息子である、パウロが自宅で見つけた音源からリリースと聞きました。
本人のピアノと歌だけのシンプルな作品。
本人のMCも長く リラックスできる。ジョビンの息まで聞えるおまけつき(笑)

Toninho Horta「Com O Pe No Forro」

トニーニョの久しぶりの新作。待ってましたのトニーニョ・ワールド炸裂です。たまりません! 今年はライブ向けに来日してくれそうな気配なので、もっともっと聴きこんでその日を待とうと思ってます。

Brad Mehldau「Live in Tokyo」

クラシックコンサートのような、エアー録音(に近いであろう)音つくりからしてジャズピアノでは括れないピアノミュージックです。
ポーター、ガーシュインの作品に、ニック・ドレイクの作品などが収録されてい ます。

Valeria Oliveira「Imbalanca」

デビューから私お気に入りの歌い手。
当時言われたポストエリスという言葉はもういらないですね。
3作目で確固たる自分の世界を作り上げたように感じます。

Ana Martins「Samba Sincopado」

以前の作品に比べると、大人になったなあ。って感じますね。
歌も上手になったけど、少しそれが淋しくもあるわけで(笑)
聞いているうちに、微笑んでいる自分に気が付く。そんな作品かなあ。

Atsushi Ikeda「Kahataretoki」

カッコいいです。本物です。



All right reserved by CyberFusion