Gordon Goodwin's Big Phat Band 「XXL」Silverline(281206-2) 2003 - U.S.A.   
Gordon Goodwin(tp,fh), Eric Marienthal(sax,flute), Sal Lozano(sax,flute), Brian Scanion(sax,flute,clarinet), Jeff Driskill(sax,flute,clarinet), Jay Mason(b.sax,flute,clarinet), John Yoakum(a.sax), Wayne Bergeron(tp), Bob Summers(tp), Stan Martin(tp), Andy Martin(tb), Alex Iles(tb), Steve Holtman(tb), Craig Ware(b.tb), Richard Shaw(bass), Grant Geissman(g), Carl Verheyen(g), Bernie Dresel(dr), Ray Brinker(dr), Peter Erskine(dr)
Guest : Michael Brecker(sax), Brian McKnight(v), Johnny Matis(v), Take6(v)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ●JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ビッグバンド系

1曲目からファンキーなリズムのイントロで始まり、その上にトラディショナルなビッグ・バンド系アレンジのホーン・サウンドがかぶってくるのが何ともカッコよい。

2曲目はマイケル・ブレッカーをゲストに迎えコンテンポラリーなビッグサウンドを聞かせてくれ、3曲目ではブライアン・マクナイトとテイク 6のヴォーカルをフィーチャーしたりと変化に富んだアルバム構成で飽きさせない。

そして何といってもこのアルバムを際立たせているのはBig Phat Bandの確実なテクニックに裏打ちされた歯切れのよいホーンサウンドだろう。

このゴードン・グッドウィンという人、映画やTVのサウンドトラックを数多く手掛けているそうで、あまり気をてらわない王道をいくようなアレンジなのだが、それだけに素直に楽しめる音になっている。

このアルバム今年のグラミー賞のラージ・アンサンブル部門にノミネートされているようだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay