○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ●オーケストラ系 マイケル・ブレッカーとクラシック、ポップスの両方で活躍する作曲家、アレンジャーのクラウス・オガーマンの1982年のコラボレーション・アルバムの再発です。 今年は「Wide Angles」というラージ・アンサンブルのアルバムをリリース、昨年はChalie Hadenとのコラボレーションでオーケストラ作品をリリースして、ラージ・アンサンブルづいている最近のマイケル・ブレッカーだが、その原点のひとつはこのアルバムにあると言ってもいいのではないだろうか。 オガーマンの織りなす幽玄でクラシカルなストリングスの響きとマイケルのサックスの絡みから始まるこのアルバムはジャズでもなく、クラシックでもない独特の雄大な音世界を創り出している。またそれにアクセントをつけるようなスティーブ・ガッドのドラミングも絶妙だ。 マイケル・ブレッカーとクラウス・オガーマンのコラボ作は91年にもGRPからリリースされているが、個人的には本作のほうがお薦めだ。 今回の再発にあたりリマスタリングのためか高音質になっているし、マイケル本人のリクエストによってボーナストラックとしてオリジナルではカットされていたマイケルのテーマ部分の演奏を復活させたというリミックスヴァージョンが1曲入っているのも嬉しい。
(橋 雅人)
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