The RH Factor「Hard Groove」Verve(440 065 192-2)2003 - U.S.A.   
              

Roy Hargrove(tp),Keith Andersin(sax),Jacques Schwartz-Bart(sax),
James Poyser(key),Bobby Sparks(key),Barnard Wright(key),
Spanky (Chalmers Akfird)(g),Cornell Dupree(g),
Pino Palladino(b),Reggie Washington(b),
Willie Jomes(ds),Jason Thomas(ds),
guest:
Erylah Badu(vo),Steve Coleman(sax),Common(vo),D'Angelo(vo),
Karl Denson(fl),Anthony Hamilton(vo,Shelby Johnson(vo),
Stephanis McKey(vo),Meshell Ndegeocello(b),Renee Neufville(vo),
Q-Tip(vo)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
●R&B ●ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

ロイ・ハーグローブというトランペッターはいまや人気ではウィントン・マルサリスをしのぐ、4ビートJazz専門の人・・・というイメージがあった。昨年もDirection in Musicにおける、ブレッカー、ハンコックとの共演も記憶に新しいところ・・。

しかし、ハーグローブは4ビートだけの人では無かったらしい。
本作ではRH Foctorというバンド名義で、ブラック、R&Bな音楽をやっている。
ジャケットをみると、どうやら中心人物もそのハーグローブのようだ。
しかし、音楽はハーグローブ中心に聞くというよりかは、そのTotalな内容がカッコ良い。
ちょっとDownな雰囲気なR&Bで、ゲストにも参加してるがD'Angeloの世界に近い気がする。

ボーカルものとインストが半々くらいだが、さすがインスト・パートになると、ロイ・ハーグローブのトランペットが聴きモノになる。それにしてもハーグローブのFusionプレイは初めて聞くのだが、4ビートの時のようにバリバリに吹くのではなく、やや押さえ気味・・・でも、なかなか味わいのあるトランペットを聞かせてくれる。
反対にコーネル・デュプリー、バーナード・ライト等の名前はあるが、あまりここでは活躍してない。ギターもキーボードも複数で演奏に参加してるので、バッキングで裏方に徹してるという感じだ。

あまり派手な曲とかはないが、その雰囲気がたまらない。ブラック好きな人にはオススメな感じである。

# なかなか渋い感じで、ハーグローブもやるなぁと感心しました。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay