Prism「mju:」Universal-J(UPGH-1009)2003 - Japan(9/26発売予定)   
              

和田アキラ(g),岡田治郎(b),木村万作(ds)
Guest:新澤健一郎(key),石黒彰(key),中村哲(sax)

●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ●ロック系   ○ECM系

風雲急を告げる・・・Prismの立て続けのCDリリースはまさにこう表現できるであろう。
紙ジャケで発売された名盤4種、そして新録リメイク盤2種・・・その発売記念LIVEの興奮さめやまぬうちに、今度は現在進行形Prismでの新譜である。
これが数年の間では無い・・・・3月に始まりこの9月という、わずか半年の間に起こった出来事である。

これは即ち、Prismが現在ノリにノッているということを物語っている。
それは新譜の、油の乗った、また新鮮な音に溢れているサウンドを聞けば、更に納得すると思う。

この作品でも和田アキラのギターが素晴らしく、早弾きに鳴きにとギターを堪能させてくれる。
また岡田のベースも縦横無尽で、このベースだけ聞いていても楽しませてくれるし、木村のドラムもツボを心得たドラミング、リズムが気持ち良い。
そしてキーボードの比重も大きく、新澤、石黒のいずれもキーボードが曲・演奏にぴったりはまるし、キーボード・ソロもふんだんにフィーチャーされる。

またどの曲にも”捨て曲が無い”・・・いずれもクオリティが高く、魅力的な楽曲なのだ。
メンバー3人とも曲を書き、サポート・メンバーからも曲が提供され、内容はバラエティに富む。

今年はPrism結成25周年ということで、かなりリキも入ってるのであろう。
ただ、これだけのキャリアがあれば普通は円熟という所に落ち着くものだが、Prismの場合はまだ現在進行形のバンドであるということを伺わせてくれる。

# バラエティに富み楽しい作品・・・でも、聞いてすぐPrismとわかるのもサスガ!(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay

Prism Live Report