The Peter Malick Group Featuring Norah Jones「New York City」KOCH Records(KOC-CD-8678)2003 - U.S.A.  
              

Norah Jones(vo,p),Peter Malick(g,vo),Eric Gardner(ds),Marty Richards(ds),
Danny McGough(key),Mike Thompson(p),Tom West(p),Jeff Turmes(b)

○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系   ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系   ○ECM系

グラミー賞を独占したノラ・ジョーンズ。その受賞作「Come Away With Me」がいまだにCD屋の視聴機にあり、続くセカンドがなかなか出ずに、そのまま長ロングセラーを続けている。
そんななか「Come Away With Me」吹き込み以前の、それもピーター・マリックのバンドに参加した音源が発売された。

元々はピーター・マリックの作品として吹き込まれたのだろうが、そんなことは全然気にすることはなく、完全にノラ・ジョーンズの作品になっている。
そしてデビュー作2年前というのに、既にノラ・ジョーンズのボーカルは完成されていたのだと言うことに驚かされる。

曲を書いたのは全曲ピーター・マリックだが、この人もジェシー・ハリスに負けず劣らず良い曲を、それもノラ・ジョーンズに合う曲を書くのだなと思った。
反対にこのCDはノラばかり目立ち、ピーター・マリックはかなり地味。
何年かして再発される頃には、きっとマリックの名前が外れてノラ・ジョーンズのリーダー作となってしまうかも・・?というくらいだ。

タイトル曲は「Come Away With Me」に入れても違和感ないような素敵な曲だし、あのアルバムには入ってなかったタイプのちょっとROCKしたり、ブルージーなボーカルもあったりしてなかなか良い。

問題は、Total時間が全7曲で30分とかなり最近のCDにしては短めなこと。
でも、ノラの密度はかなり濃い。そしてノラ・ファンとして満足度もかなり高いと思います。

# 他の人名義ですが、「ノラ・ジョーンジの作品」として安心してオススメできます。(TKO)
 
 
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out_of_melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay