○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ●R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ●レゲエ系 エリック・ゲイルが1972年にジャマイカでレコーディングして、公式盤としてはジャマイカ盤しかリリースされていなかったという幻のアルバムとも言える「Negril」がCD化された。 内容の方はレゲエのピーター・トッシュが参加していたりクラプトンもカバーしていたボブ・マーリーの「I Shot the Sheriff」が収録されていたりと、ジャマイカ録音だけあってレゲエ色が強くはあるのだが、全体としては後年に聞かれるようなエリック・ゲイルのサウンドの個性をしっかりと聞くことができる。 このアルバムでフュージョンファンとして注目すべきはスタッフのレパートリーだった「Honey Coral Rock」の初演が収録されているところだろう。このアルバムでの演奏はスタッフのヴァージョンよりもストレートで力強く、曲のタイトルの通りロックしている。 またライナーノートにエリック・ゲイルの未亡人である政子さんの長文の手記が掲載されているのだが、これがかなりおもしろいというか、びっくりするような内容が書かれているので一読の価値がある。 今のところタワーレコードのみでの先行発売で、一般販売は10月になる予定。
(橋 雅人)
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