Marc Copeland(piano), Drew Gress(bass), Jochen Rueckert(drums), Michael Brecker(sax), John Abercrombie(guitar) ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 ○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系 ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系) ○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系 ○ブルース系 ○ロック系 ●ECM系 90年代半ばにSavoyより2枚のアルバムをリリースしていたピアニスト、マーク・コープランドの最新作です。最近はスイスのhatOLOGYというところからアルバムをリリースしているようでこのレーベルでの3枚目になるようです。 マーク・コープランドのレギュラー・トリオを基本としてそこにマイケル・ブレッカーが2曲、ギターのアバクロンビーが5曲ゲストで参加しています。ゲストが参加している7曲を最初と最後と真ん中で挟み込むようにサイモン&ガーファンクルの「Old Friends」が3ヴァージョン、ピアノトリオだけで演奏されるという構成になっています。 全体の雰囲気はECM系とでも言ったらよいのでしょうか。コープランドのテンションが張り詰めていて透明度の高いピアノが印象的です。その上でブレッカー、アバクロンビーともなかなか好演しています。アバクロンビーのギターがよけいECMっぽさを醸し出しているように感じます。
ブレッカーも2曲だけの参加ですが、いずれの曲もちょっと抑え目ながらも渋い演奏をしているので、ブレッカーファンとしても押えておいてよいアルバムでしょう。(橋 雅人)
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