水野正敏(b) 大徳俊幸(pf) 東原力哉(drs)
この編成は’PontaBox’と同じでベースは共通のメンバーでした。 本作では全7曲中オリジナルは4曲で、「Butterfly」byハンコック、「Beauty & The Beat」by W.ショーター、そしてマイルスの「Blue in Green」とマイルス本人とそれに係わった人の作品が収録されてます。 サウンドは前2作のようなガッツ溢れるゴツゴツした骨太いサウンド、ピアノトリオというよりも「ピアノ+ベース+ドラム」のバンドと言ったほうが相応しいかもしれません。 それぞれが自己を主張してますが、決して喧嘩や独りよがりにならなく、調和した自己主張というようなサウンドでしょう。 ここらへんのサジ加減がベテランミュージシャンの上手さでしょうねぇ。 音そのものは4ビートや16ビートあったりと、ビートでジャンルする訳ではないんですが聴く人によってはJazzに聴こえたり、Fusionにも聴こえるでしょう。 そんな枠を全く気にしないで気迫と熱気溢れる音のうねりが押し寄せてきます。 ハードなサウンドを聴きたい、NY系のサウンドを聴きたい、インプロビゼイション中心のサウンドを聴きたいと思ってる方にはピッタリのサウンドです。 ☆脳味噌錯乱級!!!買いっ!!!!!!(アスワン)
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