V.A.(KANKAWA122)「Greatful Remixers」Pioneer (PICL1250)2002 - Japan   
KANKAWA(Organ), Satoshi Izumi(g), P.Koizumi(bass), Yoshihito Eto(drums), Nao Takeuchi(sax), DJ Logic(remix), Bill Laswell(remix), Jamaaladeen Tacuma(remix), DJ Moshe(remix), Jah Massa(remix), DJ HIDE(remix), Christian Fennesz(remix) etc.

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ジャム系、ダンス系


KANKAWA122のアルバム「Roots Proof」を素材にしたリミックス集です。

DJ系は正直いってよく知らないのですが、ジャズ・フュージョン系から見るとビル・ラズウェル、ジャマラディーン・タクマなどがリミックスに関わっていて、計7組のりミクサーの作品が並んでいます。同じKANKAWA122の素材を元にしていながら、わりと原型に近いもの、元の素材がどこに使ってあるのかわからないほどにミックスされているものなどヴァラエティーに富んだ内容になっています。

混沌とした独自の世界を作っていた「Roots Proof」に比べると第3者のフィルターを通っていてクラブで踊るということを意識しているせいか、全体に整理されてすっきりと聞こえます。

ビル・ラズウェルの作品は最初聞いたとき、どこかで聞いたことある雰囲気だなと思ったてクレジットを見たら同じくラズウェルがプロデュースしていたハービー・ハンコックの「Future2Future」と同じGigiという人がヴォイスでした。ワン・パターンではあるのですが、カッコいいです。

個人的にはジャマラディーン・タクマのリミックスのThe RootsのMalik B.のヴォーカルがフィーチャーされているのが、ちょっとポップなノリにアレンジされていて一番気に入ってます。

ちょっとひねりが効いた音が聞けるアルバムです。(橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay

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