Drive Band「Confusion」Pioneer (PICL1242) 2002 - Japan   
Kankawa(organ), 勝田一樹(Sax), 是方博邦(g), 清水興(bass), 則竹裕之(drums)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ファンク系


2001年9月に行われた同バンドのツアーの浜松と郡山でのライブ盤です。
1曲目「2 STEP JAM」のイントロからグイグイと粘っこいノリで押してくる。則竹裕之ってこんなファンキーなリズムを叩いたっけ?という疑問が頭をよぎるが、そんなことはすぐに吹っ飛んでしまい、惹きこまれてしまうような勢いのあるリズムだ。清水と則竹の繰り出すリズムにKANKAWAのオルガンと是方のカッティングが絡んで生み出されるグルーブが何とも気持ちよい。個人的にはこのイントロ部分がこのアルバムの中で一番好きだ。

サックスの勝田も「2 STEP JAM」のテーマなどはいつもの高域が強めの音色で吹いているのだが、3曲目の18分にも及ぶ「LOGOS STEET LIFE」の終盤で聞けるソロでは、いつもの勝田とは違う世界まで飛んでいっているように聞こえる。
バンド全体のノリが、それぞれのミュージシャンの今までにあまり見えてこなかった個性を引き出しいるように思える。

当サイトのインタビューでも感じられたことだが、これだけ知名度の高いミュージシャンを揃えながらもあえてDRIVE BANDという名前しか出さないところにKANKAWAの心意気が感じられる。というより敢えて誤解を恐れずに言うとこのバンドのメンバーの名前を見て買うリスナーにはこのアルバムの音は向いていないとも言えるのではないだろうか。
大音量で聞くと気持ちよい媚を売らない硬派の音です。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay