No.5
● N.Y. Type ● L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type ○ Jazz Type ○ Blues Type ○ Rock Typeこのアルバムはいろんな意味でも面白いアルバムです. スタジオミュージシャンとして売れっ子であっても、まだまだ世間的には若手の 部類のこの頃です. 彼のアルバムを聴いたのもこの作品が初めてです (セッションを除いて) 聴いた感想は......ん〜よく分からない人だなぁ??....でした. タイトル曲ではH.Bullock のボーカルをフューチャーしたハイラム節の音. 「Heart Lake」ではM.Egan/Elements 色が全面に出たクールなサックス. 「Benjamin」では、温かい唄心のあるサックス. 「The Rev.」では泣きのサックス. 「We fool ourselves 」ではH.Bullock + M.Egan のサウンド. 今聴くと24thバンド とElementsが合体した様なサウンド. 「Morning Salsa 」では、その後のSanborn のサウンドを暗示する様な、粘りのある 納豆奏法のサックス.(中嶋の納豆走法とはチョイ違う) ラストの「The Legend of Cheops」ではドラムで参加のV.Lewis の曲を取り上げて ソプラノサックスを吹いてます. サウンドは深海や青い深い海を連想させる様な サウンド. ..........と、いろんなサウンドが詰まっているんです. 彼自信のオリジナル作品はありません. メンバーに参加しているミュージシャンの 作品を中心にJ.テイラーの曲までやっています. Brecker Brothers等で名前をよく見ていたのですが、本人の音がそこではよく見えず 更にこのアルバムでは様々なサウンドが同居しているんで、全くサンボーンの音が 見えない状況でした. 結局、「Morning Salsa 」の様な納豆奏法を彼は選んだんですネ. このアルバムは、自分のサウンドがどれか分からず試行錯誤していたサンボーンの 姿と、その後しっかり自分のサウンドを確立したH.Bullock とM.Eganのサウンドが よく見えるアルバムです. このアルバムで、D.Sanborn と24th Street BandとElementsが出来ました. Fusionという潮流の分岐点の一つとなったアルバムという意味でBest 100に選びまし た. 個人的にもD.Sanborn の最高傑作だと思います.
Slow | Speedy | ||||||||||
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Light | Heaavy | ||||||||||
Mellow | Hard | ||||||||||
Lyrical | Cool | ||||||||||
Melodious | Out of melody/code | ||||||||||
Conservative | Progresseve/Tricky | ||||||||||
Ensemble | Interplay |