No.4


Don Grolnick 「Hearts & Numbers」Hip Pocket(PCCY-20030)'85

  Don Grolnick (key) M.Brecker(ts) M.Miller(b) Tom Kennedy(b) W.Lee(b) R.Erskin(drs) S.Jordan(drs) H.Bullock(g) Jeff Mironov(g) Bob Mann(g) C.Calter(key)
    ● N.Y. Type    ○ L.A. Type    ○ Latin Type   ○ Nac/Aor Type 
    ○ Black Contemperary   Type    ○ Euro. Type   ○ Afro Type
  ○ Jazz Type  ○ Blues Type   ○ Rock  Type 
  毎日の通勤でよく聴くアルバムの一枚です. 「Featuring M.Brecker 」とアルバムのジャケットにデカデカと載っているのに ふさわしくM.Brecker がバリバリと吹きまくっています. 知らないで聴いたら、彼のソロアルバムと勘違いすると思います. さてこのDon Grolnickは、N.Y.系サウンドのドンというべき人でプロデュースもやり 70年〜80年代のN.Y.系のミュージシャンのソロアルバムにキーボードプレイヤー として参加してます. 同じ様な人でW.Bernhardt もいますが彼は優しいサウンドを 追求するタイプに対してD.Grolnik は硬派な感じですネ. Steps Ahead でやっている「Pools 」の原曲はこのアルバムです.  さてこのアルバムの聞きどころは「The Four Sleepers 」です. これは、 ライブアンダーザスカイで、M.Brecker 、B.Evans 、E.Watts 等が演奏したことで 有名な曲です.(このライブはCD化されてます) リリカルな感じのエレピで始まり、M.Millerの軽めのチョッパーが続き、ピアノと サックスがユニゾンでテーマを演奏し、表情とイマジネイション豊かなサックスソロ が続きます. 名曲であり名演奏だと思います. D.Crolnickはこの後は硬派なJazzアルバムをリリースするんですが、N.Y.系のサウ ンドの音を支えていた彼の最高傑作というべきアルバムです. 彼は全面に出ないで  作曲やプロデュース指向の人なんで特にM.Brecker の持ち味を十分に引き出したとい う意味でもこのアルバムは通勤の友というべき愛聴盤の一つです.
 ☆ 満員の通勤電車の友 買いッ!!

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay



DON GROLNICHは96年6月に他界されました。心からご冥福をお祈りいたします。(MARC H.)