No.3


Kenny G「Silhouette」ARISTA(ARCD-8457)'88

  Kenny G(ss,ts) John Raymond(g) Vail Johnson(b) Kenny McDougald(drs) Walter Afanasieff(key) T.Gable(per) S.Robinson(vo)   etc.
    ○ N.Y. Type    ○ L.A. Type    ○ Latin Type   ○ Nac/Aor Type 
    ○ Black Contemperary   Type    ○ Euro. Type   ○ Afro Type
  ○ Jazz Type  ○ Blues Type   ○ Rock  Type   ● Kenny G Type 
  さて三発目は何しようかなぁ〜とCD棚をゴソゴソやっていたらCDが崩れてしまい 手元にころがってきたのがこのアルバムでした. Kenny G は、Jeff Lorber Fusionのメンバーでしたが、J.Lorberの下でメキメキと 力をつけて今や大スターになりました. Kenny G の初期の作品は、「J.Lorberのとこのサックスプレイヤーね!!」という 形容詞が付いて、サウンドもJ.Lorber Fusion 時代の影を引きずってました. でもこの作品は、どこをとってもKenny G サウンドで、90年型サックスプレイヤー (A.Porter 、D.Koz 、W.Hill etc.)といった「メロー&ソウル」路線のサウンドの  集大成といった音が詰まってます.   このサウンドの走りはG.Washington jr.やR.Lawsだと思うんですが、彼らはあくま でも、Jazz/Fusion 、Black 系といった中でしか活躍してませんでしたが、Kenny G は、その路線を一挙にお茶の間にまで持ち込んでしまいました. 「メロー&ソウル」路線の90年型サックスプレイヤーが目指すサウンドがこの アルバムではないでしょうか?? このアルバムはその後のミュージシャンに影響を与えたアルバムというより、 その後のミュージシャンがこのアルバムの様なサウンドになっているという点で BEST 100にあげたいアルバムです.   勿論、Kenny G の最高傑作だと思います.
 ☆ 元祖90年型サックスサウンンド 買いッ!!

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay