Hiroshima「Urban World Music」Qwest/Warner Bros.(9 46234-2)'96 - U.S.A.

Dan Kuramoto(sax) June Kuramoto(koto/shamisen) Kimaya Seward(vo) Kimo Coranwell(kb) Johnny Mori(taiko/perc) Harmish Stewart(vo) etc.
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ●歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●WORLD MUSIC系

LAを拠点に10年以上にわたって日系人ダン・クラモトを中心に活動するヒロシマの 最新作です。 女性ボーカルを全面に押し出し心地よく聞けるサウンドに仕上がっています。 琴のサウンドがこんなにフュージョン系の音楽にあうという新鮮な驚きを 与えてくれます。日本文化のバックグラウンドを持ちそれを使いながらも 嫌味な押し付けにならず西洋音楽と見事にフュージョン(融合)しています。 また心地よいサウンドとは裏腹にHeiwa(Piece)という曲では日本語で「平和に 暮らそう」と繰り返し、ヒロシマというバンド名と共に芯に通ったメッセージ性 をも持ち合わせています。このバンド、アメリカでは昨今のスムースジャズブームの 中で人気をあげてきていますが、日本でも自国の文化をバックグラウンドに持った バンドとして再評価されてもいいような気がします。 またそんな理屈は抜きにしてもいい音に仕上がった佳作です。 (何故かAWBのHarmish Stewartがゲストで参加しています。)(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

$15.99 at TOWER RECORD SEATTLE(Aug10,1996)


last update AUG10,1996