Martin Taylor「Spirit of Django Years Apart」LINN(AKD 058)'96 - U.S.A.

Martin Taylor(g) Dave O`higgins(sax) John Goldie(g) S.Grappelli(viln) Jack Emblow(accordion) etc.
    −骨太いストレート系 −明るく爽やか系 −骨太系と爽やか系の中間
  −R&B 系           −ブラック系    −歌物・NAC/AOR 系
  −ラテン系(−ブラジル系 −サルサ系    −カリプソ系)
   −ユーロ系        *JAZZ系     −JAZZとFUSIONの中間系
  −ブルース系     −ロック系    *Django系
最近のM.テイラーは回転が速いというか順調に作品を出してます. もう新作がでまし た. 今回は超絶ハイテクのギターソロという彼の得意なサウンドではありません. しっかりコンボ編成になってます. 作品のテーマはジャンゴ・ラインハルト の世界を彼が作ると いうものです. ギターもフルアコではなくスティール 弦の生ギターになってます. サウンドは、ギターだけのソロではなく回りを固めるメンバーのソロもバランス良く 入っています. ギターは超絶のフィンガーピッキングではなくピックで弾いています. どんな速いフレーズも 一 つ一つの音が丁寧にきれいに弾いているのでス〜ッと耳に入ってきます. 速いフレーズや難しいフレーズを殊更難しく弾く人って殆どなんですが、彼の様に涼し 顔して(?) 弾かれると簡単なフレーズを弾いているものと勘違いしてしまいますネ. この作品のサウンドはJazzと言いながらも、しかめ面をして聴くタイプの音ではなく お洒落な軽いサウンドです. 4ビートに抵抗のある人でも楽しめる気軽さがあります. M.テイラーのオリジナル は2曲、ジャンゴは一曲で他は他の人の作品です. ジャンゴは全然詳しくないので彼がジャンゴの世界をどう料理してそれに対する評価も 書きたいトコデスガそれはやめときます. 暑い夏に吹く涼しい風の様なサウンドです.
 ☆ 彼の作ったボーカル曲はポップチャート に出る様な良い曲です.

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay


last update AUG19,1996