John Tropea「Short Trip To Space」VIDEOARTS Music(VACZ-1012)`77 - Japan

John Tropea(g) S.Gadd(drs) R.Marotta(drs) D.Grolnick(key) W.Lee(b) R.Brecker M.Brecker M.Mainieri G.Young B.Mintzer etc.
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●70年代N.Y.系
クラゲが宙を舞うジャケットで中古市場で結構見かける作品です. 1作目と比べるとかなり方向性がはっきりしてきました.1曲目はBrecker Bro.の 「Don't Stop The Music」に入ってもおかしくないBrecker Bro.風のボーカル入りのファンク そして2曲目はこれぞ70年代後半のN.Y.系のギターサウンドという曲.R&B系の香りが どこか寂しさが感じられる曲で、知らないで聴いたらD.スピノザと間違えてしまうかの様なこの頃N.Y.系のミュージシャン が共通に持っていたサウンドです.(ビブラート を聴けば彼だと分 か る特徴がありますが..) ホーンセクション等に埋没してしまいそうな前作の試行錯誤からようやくFusionのギターは こうあるべし、というスタイルができつつありますネ. ギター自身でメロディを弾き 前面に出たサウンドが聴く事ができます.(1st ではまだ遠慮している) リフを中心にしてカッティングの時代からテーマから積極的にギターが他の楽器を引っ張って いくスタイルがこの作品のテーマかもしれません. 「トッチィ〜タッチィ〜」というリズムを刻むS.GaddもR.マロッタのツインドラムで気持ちが良く、そして 今は亡きD.グロールニック のローズの音も時代を感じさせる懐かしいサウンドです.
☆ 1作目と比べると彼の迷いは消えてますねぇ.(ASWAN)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\1800 by WAVE渋谷(July27,1996)


last update July28,1996