Miles Davis 「Live Around The World」 Warner Bros. (9 46032-2)1996

Miles Davis(tp) Kenny Garrett(as,ft) Adam Holtsman(kb) Kei Akagi(kb) Foley(b) Richard Peterson(b) Ricky Wellman(dr) Joey DeFrancesco(kb) etc.
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●マイルスサウンド
マイルスをフュージョンというと怒る人もいるかもしれませんが、後期のマイルスは 紛れもなくフュージョンです。 このアルバムは88年から90年にかけてのライブオムニバス集といった作品です。 売りはマイルスの最期のステージから1曲"Hannibal"という曲が収録されていること です。1曲ライブアンダーの大阪万博公園でのライブも入っています。 後期マイルスのライブはかなりの数のブートレグが出回っており、もちろん正規盤なので音質はよいのですが内容的にはあまりそれらのブートレグと変わらないなという印象です。90年のモントルーで録音されている2曲はバンドのノリもよくいい出来です。 曲目は"Tutu","Time After Time","Human Nature"など有名曲がならんでいます。眺めてみると11曲中5曲もマーカス・ミラーの曲をやっていて (マーカスはこのアルバムでは演奏していません。)後期のマイルスにいかに マーカスが大きな影響を及ぼしていたか伺えます。 個人的にはもう少し前のジョン・スコフィールドやボブ・バーグがいたころの ライブを出してくれたらと思うのですが。(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay