Randy Brecker「Into The Sun」SwEeCa/ポニーキャニオン(PCCY-00989)`96

Randy Brecker(tp) Gil Goldstein(key) Bakithi Kumalo(b) Johnathan Joseph(drs) Edson 'Cafe' Da Silva(per) Maucha Adnet(vo) David Sanborn(as)  Adam Rodgers(g)   Bob Mintzer(Cla)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ●ラテン系(■ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ○その他
 けだるい夏を連想させる様なN.Y.系の音にブラジリアンフレイバーが加わった音.. それが彼の新作のサウンドです. 89年の「Toe to Toe」以来の久しぶりのアルバムです 初めて聴いた時にライナーを全く見ないで聴いたので、てっきり奥さんのE.Elias が 参加しているのだと思いました. クールなN.Y.系の音にボサノヴァの香りがあり、遠く で女性のボーカル(スキャット) が交錯するっていうサウンドは正にE.Elias のサウンドです. ちょうど彼女の作品にトランペットが入った様な音ですネ.  イメージ的にBrecker Bro.の「Out of the Loop 」の中の「Secret Heart」これは 奥さんのE.Elias がプロデュースした曲なんですが、このサウンドがぎっしり詰まって います. このアルバムを一聴した時の印象はこの「Secret Heart」を思い出してしまい ました.  このようなブラジル系の音ばかりかというとそうではなく、Brecker Bro.でもやれ そうなハードな曲「Grey Area 」やブル〜ジィ〜な曲も入ってます. Brecker Bro.のハードなブラスサウンドを期待する人よりはEliane Eliasの持つ 都会的なブラジリアンサウンドを期待する人に歓迎されるサウンドですネ.  ホントに奥さんが入って徹底的にE.Elias サウンドとの融合を図ったら脳味噌錯乱級 の作品だと思います.出来は悪くないと思います.
☆ Brecker Bro. の次の作品の伏線になるんでしょうか??(アスワン)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay