Art Poter「Lay Your Hands On Me」Verve Forest(314 533 119-2)`96 - U.S.A.

  Art Poter(as,ss) Chuckii Booker(key,drs-PGM,bass-syn) Tomi Booker(vo) Lala Hathaway(vo)
    −骨太いストレート系 −明るく爽やか系 −骨太系と爽やか系の中間
  −R&B 系           −ブラック系    −歌物・NAC/AOR 系
  −ラテン系(−ブラジル系 −サルサ系    −カリプソ系)
   −ユーロ系        −JAZZ系     −JAZZとFUSIONの中間系
  −ブルース系     −ロック系    *90年型 Sax Player 

90年代を代表する若手三羽烏(と勝手に思っているが、他はD.Koz とW.Hill) の二人 が同時にアルバムを出しました. まずはA.Porterです. メンバーを見て分かる通り、キーボードの人がドラムの打ち込み とそしてシンセベースを担当していて他はボーカルという構成です. ですからドラムは無機質な打ち込みになってます. で、又いつもの「耳タコ」サウンドか....と言うとその様なサウンドもあります. しかし、前作までのダンスミュージックのワンパターンな路線にAOR系のボーカルを 加えたり、ケニーGっぽいソプラノサックスでの爽やか系のサウンドもあり、少しは 幅を広げた感じがします.この手のブッラク系を意識したソウル&メロ〜+打ち込み サウンドの代表格のJeff Lorber が次第にこのサウンドを弱めていった事が彼にも影響 しているんでしょうか (ちなみにJ.Lorberがプロデュースではありませんが)  打ち込みのドラムではなかったらケニーGと間違ってしまう様なサウンドが結構印象 的です. サックスが歌だったらブラック系のAORになってしまいそうな感じがしまし た.それだけサックスは情感たっぷりに歌ってます.  ソウル&メロー系、叙情的なサックスが好きな人.ブラック系のAORが好きな人に とって脳味噌錯乱級かそれに近い評価だと思いません. 僕の好みはやっぱ「耳タコ」なんで、この手のサウンドとしては良く出来ているという 感想です.
 ☆ 彼の作品の中ではトップクラスの出来だと思います.

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\1,690 at Tower渋谷 (Aug24,1996)


last update AUG25,1996