John Tropea「John Tropea」VIDEOARTS Music(VACZ-1011)`75 - Japan

John Tropea(g) S.Gadd(drs) R.Marotta(drs) D.Grolnick(key) W.Lee(b) R.Brecker M.Brecker D.Sanborn G.Young B.Mintzer etc.
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●70年代N.Y.系
中古市場でも余り見かけない作品がCD再発されました. J.トロペイは最近ではR.マクドナルドのNew York Allstars のメンバーとして来日して おります. 70年代のN.Y.系のギタリスト として、デビッド・スピノザ やジェフ・ミロノフやE.ゲイル 等と同じ 世代として活躍したギタリストです. ギターだけでなくプロデューサー としてもP.アップチャーチ 等 をプロデュースしてます. ギターは、 R&B系やオクターブ 奏法やディストーション系のギターと幅広いサウンドを持ってます.  さてこの作品ですが、ギター系のFUSIONサウンドとして確立されていない時代の作品 です. ですからギターバリバリの作品ではありません. ホーンセクションやストリングスが 入った70年代のFUSIONサウンドの中でギターが占める位置がちょっと高いというサウンドに なってます. ギターサウンドがメインに出たのはリトナーとかカールトンの試みです ので、この時代ギターを中心にした音はどう作れば良かったのかまだ確立されていなく 暗中模索の試行錯誤的なサウンドだと思います. こう言った試みからSTUFF の様なサウンド が生まれてくる訳で、それらの先駆者の試みが感じられるサウンドになってます. その後のR.マクドナルドやStuff の原型を感じる様な音を感じます. あるのは知ってましたが、聴いたのは初めてです.
☆ 70年代の音に興味のある人はどうぞ(ASWAN)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\1800 by WAVE渋谷(July27,1996)


last update July28,1996