Andy Snitzer 「In The Eye Of The Storm」WARNER Bro.(9 46237-2)'96 - U.S.A.

Andy Snitzer(sax,syn,drs) W.Lee(b) Michael Davis(tb) A.Jackson(b) Paul Livant(g) etc.
    ○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ●歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●90年型サックスプレイヤー・サウンド
僕の知っている限りでは2枚目のソロかな?? 最近色んな人のアルバムに参加してます. この人のサウンドはケニー G 風のソロ、E.ハープとE.マリエンサルのポップさ、サンボーン 風のブロー A.ポーター、D.コーズ 、W.ヒルの流行の音を取り入れるセンス、これらを全て足して人数分で割った様なサウンドです. とにかく、売れ筋のサウンドです. 正に90年代にケニー G やそれに続く若手のサックスプレイヤー が売り物にしている、ソウル,メロー&ダンス 系の音です. 要はチョット黒っぽくてメロディアスで情緒あるソロそしてダンス 系の打ち込みありのリズム といった今、一番売れている(又は流行っている)サウンドです.  いつもの僕なら「耳タコ」(耳にタコが出来る程、ありきたりのサウンド)と言って 切り捨てるトコなんですが、この作品は1つ2つ良い曲がありますねぇ. 例えば2曲目なんかサビのメロディは中期サンボーン をイメージさせる様なブローのサックスで情緒的 な メロディー です.  しかし....です. アレンジが平凡なんです (;_;) ドッチカ.ドッチカ.... というつまらない打ち込み風のリズムが曲を平凡というか、個性を無くし、そんじょそこらのサウンドにしてます.この曲に代表される様に、イイ物は持って いると思うんですが、アレンジ等が無難な方向、安全な方向と行ってしまい、サム・レイニー や リチャード・エリオット と言われても「あ〜んそうか」と思ってしまう「金太郎飴」的なサウンドに なっています.  と、この手のサウンドにはいつも辛口なんですが、反対にこのサウンドが好きな人にとって 最上なサウンドだと思います. アスワンがボロクソに言っているサウンドは好き!!という方は買いッ!!です
 ☆ この手のサウンドのイイトコだけ取ってます (アスワン)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\1950 at TOWER RECORD渋谷(Aug5,1996)


last update Aug10,1996