道下和彦「You can dream」KAZ MUSIC(01)'95 - JAPAN

道下和彦(g)  Tiger大越(tp)  Mark Saskin(pf)  Harvie Suartz(b)  Adam Nussbaum(drs)

〇骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  〇JAZZ系  〇JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系  

   95年に出たファーストアルバムです.道下氏のホームページを見ると、このレーベルは自信のレーベルですね. 聴く前はこのメンバーからすると、激しいJazzかなぁ〜と思ったんですが、蓋を開ければ意外や意外、、、、フルアコのギターに浅くコーラスをかけているんでしょうか??繊細なピュアなギターの音色.メセニーの音色+M.スターンがフルアコにコーラスをかけたギターの音色÷2という様な温かい優しい音色です.
  出だしの曲はメロディアスで温かく包み込むこむようなメルヘンチックな曲調がスローなテンポで流れます.2曲目は軽いテンポの曲で、増尾好秋が作りそうな曲調で全体の雰囲気は、「サンロレンツォ」時代のメセニーの様な雰囲気.(この増尾とかメセニーという表現は、決して彼らを意識しているという訳でなく、サウンドを紹介するのに、例えていうとあーゆーサウンドと言っているので誤解しないで下さい) 3曲目はH.シュワルツのベースソロから、寂しい曲調のテーマをT.大越のペットとギターがユニゾンで流れ、ギターのソロに移ります.ここでのソロはブルージーな感じです.4曲目は牧歌的な雰囲気で「サンロレンツォ」のB面に収録されてもおかしくない様な雰囲気を持ってます. と、、、、前半の曲調を紹介しましたが、全体的なサウンドを敢えて例えるなら、「サンロレンツォ」時代のメセニーのサウンドからシンセサイザーを抜いた様な、メルヘンチックで牧歌的なサウンドで、メロディも良くきれいな美しい曲調が彼の個性だと思います. 勿論、全体が甘いだけのサウンドではなく、7曲目でペットとギターのバトルや、8曲目でのNY系の都会的なサウンドで激しいプレイ もみられます.   
ギターソロも自由奔放で、コロコロ転がる様なきれいな運指は気持ち良いです. 橋さんの結婚式の時は撮影に熱中して、もっとよく聴くことに集中しておけば良かった、、と反省してます. ほんと!!これは文句なく良い作品です.
  
初心者/マニア、邦楽/洋楽ファン問わず自信を持ってお勧めしちゃいます.!!
☆今、このアルバムに,はまってます. 勿論、脳味噌錯乱級!!買いッ!!!!! (アスワン)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay

12/20/98 at 渋谷タワーレコード