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Bill Frisell「The Sweetest Punch」(the new song of Elvis Costero and Burt Bacharach arranged by Bill Frisell)Decca(314559 865-2)'99 - U.S.A. |
Bill Frisell(g,arrange),Brian Blade(ds,perc)Don Byron(cl,b-cl),
Billy Drewes(as),Curtis Fowlkes(tb),Viktor Krauss(b),Ron Miles(tp)
Elvis Costero(vo),Cassandra Wilson(vo)
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B
○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系
□カリプソ系)
○ユーロ系 &
nbsp;
○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系
●ロック系
昨年のエルヴィス・コステロとバート・バカラック共演「Painted From Memory」は本当に素晴らしい出来で、90年代最高のポップ・アルバムと言う評価にふさわしい作品と思ってました。そしてその「Painted From Memory」のJAZZ版が本作です。
ただし、本作をそこいらのヒット・アルバムを単にJAZZ/FUSION化しただけの作品と捉えたらそれは違うでしょう。なんせコステロとフリゼールはこれまでコラボレーションもあり、むしろこの企画はフリゼール以外であったら成り立たなかったはずです。ですので、やはり本作と「Painted From Memory」は合わせて聞いた方が良いように思います。ただ、本作だけとしてもフリゼールのアレンジ手腕を楽しめるという事も言えるのですけど・・・・。
演奏曲は「Painted From Memory」の曲12曲がそのままカバーされ、更にrepriseとして再演奏2曲、プラス1曲の計15曲が収録されてます。曲順は元とは違ってますが、それはアレンジ後のイメージを考えるとこちらの方がキマッていると思います。ちなみに本作のJAZZバージョンを元のアルバムのように並べ替えて聞いてみたのですが・・・うーん?それも悪くない。(^^ゞ
演奏はフリゼールのギター中心にうまくまとまり、インストになった素朴な味わいを感じます。また、アレンジされたクラリネット、ホーンの響きがJAZZっぽさを・・・それもモダンJAZZより更に前のビッグ・バンド風で、これも味わいがあって、むしろ新鮮ですね。ちょうどこのフリゼールのアレンジは名作「HaveA Little Faith」で示されたその延長線上にあり、音楽的にボーダーレスな雰囲気を醸し出しています。それとゲストにオリジナル主人公のエルビス・コステロが2曲で歌っているのですが、もうこれも切なくなるほど良いんです。
JAZZ版だからと言っても、あの胸にグッとくるメロディは健在で本当にこちらも素晴らしい作品だと思います。そういう意味では本作「TheSweetest Punch」は「Painted From Memory」の裏作品でもあり、むしろ表からは見えなかった別の魅力に富んでいると思います。
# 元アルバムお持ちの方は是非!持って無い方は両方をお勧めします。(笑)(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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