Kenny Garrett「Simply Said」WARNER BRO.(WPCR-10339)'99-JAPAN
Kenny Garrett(as,ss) Marcus Miller(b) Pat Metheny(g) Shedrick Mitchell(pf,org) Muigrew Miller(pf) Nat Reeves(b) Chris Dave(drs) Jeff Watts(drs) Bashiri Johnson(per)
●太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ●JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
マイルスのグループやマーカスのグループの参加でFusionファンにも馴染みのある人です. 今回は、M/MillerとP.Methenyが参加ということで興味深く聴いてみました.一曲目のスラップのベースが流れ、「おっマーカス」と思ったのはここまでで、(^^;)彼は3曲のみ参加です.メセニーは2曲のみの参加でマーカスとはその曲で共演してます.二人が参加した曲はスムース系の様なメロディアスな曲です.でも、、、、メセニーがよく分からない?? ギターが殆ど聴こえてきません(^^;)サックスとのユニゾン、生ギターのカッティングでリズムを刻んでいる程度です.ビッグネームの参加は大体こういうパターンが多いので、興味はこの二人から離れて、ケニー自信の作品に移りました. 全体のサウンドはNY系の骨太いサウンド、ナベサダ風のアフロっぽいサウンド、ソプラノで美しいメロディを淡々と吹くサウンド、4ビートにラップ風というかヒップホップ風というかボイスが入ったサウンド、スローバラード風、JAZZ、スムース風と、アコースティ楽器中心ですがJAZZの枠に閉じこもることがなく、様々なサウンドを提供してます. 好みは10曲目の速いテンポの4ビートです.なんかこの曲での彼のアルトの音色は艶があって、ピカピカ光っている様な感じを受けます.一気に反攻に出たボクサーの様に、彼から絞り出されるソロに切れがあり相手っがダウン寸前まで追い詰める瞬間の気迫を感じます.(他の曲が全くない訳ではありませんが) 彼を全く聴いたことがなくて、一枚お勧めは??、と言われたらFUSIONファンにはこの一枚を勧めてしまいますネ.
☆メセニーが参加しているんで、てっきりJAZZのプレイをやるのかと思ってました.(アスワン)
   
Slow             Speedy
Light             Heavy
Mellow             Hard
Lyrical             Cool
Melodious             Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble               Interplay
\2,400 6/09/99 at 銀座HMV