TOTO「MIND FIELDS」SME RECORDS(SRCS 8888)'99 -Japan

  Steve Lukather(g,vo),David Paich(key),Mike Porcaro(b),
  Simon Philips(ds),Bobby Kimball(vo),Steve Porcaro(key),
  Lenny Castro(perc),Tom Scott(horn)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか 系の中間 
  ○R&B         & nbsp;       ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系 
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系         □カリプソ系) 
  ○ユーロ系         & nbsp;  ○JAZZ系          ○JAZZと FUSIONの中間系 
  ○ブルース系          ●ロック系    

 正直言うと僕はTOTOで好きなのは1st〜4thまでで、ボーカルが変わったと同時 に興味を失ってしまってました。ボーカルがころころ変わって、とうとうスティーブ ・ルカサーがボーカルになった最近の2作は正直ちょっと辛かった。ルカサーのボー カルは嫌いでは無いですが、1枚聞き通すほどでも無く、1枚に1、2曲あれば良い 程度と思うからです。
 しかし、ここに来て未発表曲を集めた「TOTO XX」で初代ボーカリストのボビ ー・キンボールを聞いて、やはりTOTOのボーカルはキンボールでなければと思ったの ですが、まさか復帰までするとは思いませんでした。僕と同じ意見の人はかなりいた ようですね。

 さて待望のキンボール復帰作「MIND FIELDS」ですが、音楽的には前作の延長上 にあり、キンボールが歌っても、即期待した初期のTOTOに戻ると言うわけにはいかな かったようです。最初に聞いた感じではキンボールのボーカルも衰えたかなと思いま したが、サスガにボーカル本職が歌っているせいか安心して聴けますし、声の伸びな どがひと味違うなぁと思いました。ただ、キンボールの声は全盛期の調子では無いせ いか、ルカサーがボーカルを取る曲の方がむしろしっかりしてる感じもしました。昔 はかなり差があって、ルカサーのボーカルはやや落ちに聞いてましたが、ルカサーも ボーカルとして上手くなって来てる感じです。
 また、ここ数年のTOTOサウンドはギター中心でしたが、曲によってはシンセが 分厚く、ギターが少し抑えた、いわゆる初期TOTOサウンドが蘇りつつある印象ももち ました。また、オリジナル・メンバーだったスティーブ・ポーカロも参加してて、僕 のようなオールド・ファンには嬉しいかぎりです。

# ちょっと思い入れで聴く部分もありますが・・。(TKO)


   
Slow               Speedy
Light               Heavy
Mellow             Hard
Lyrical                   Cool
Melodious               Out of melody/code
Conservative               Progresseve/Tricky
Ensemble               Interplay