Mike Mainieri Quartet「Blues On The Other Side」Universal Victor(MVCJ19187)'62/'99 - Japan-Reissue

  Mike Minieri(vib),Bruce Martin(pf),Julie Rugguero(b),Joseph Porcaro(ds)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系 
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系         □カリプソ系) 
  ○ユーロ系         & nbsp;  ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系 
  ○ブルース系          ○ロック系      

 マイク・マイニエリの初期のリーダー作、時代は60年代初期で、当然Fusionではない、完全なJAZZを演奏してます。写真を見るとマイニエリの若いことと言ったら・・。
そのJAZZ度ですが、JAZZっぽいアメリカン・ダイアリーなんてありますが、そんなものじゃない完全に60年代JAZZで、うかつに聞けばMJQとかに聴こえるかもしれません。
ですのでマイニエリだからとFUSIONを期待したら絶対に裏切られます・・・そりゃ時代が時代なので仕方ないのですけど。
 そういう意味ではマイク・マイニエリの大の付くファンで、彼が参加するならなんでも・・・という方、もしくはビブラフォンJAZZファン向けと言って良いでしょう。またドラムは元TOTOの故ジェフ・ポーカロのお父さんらしいですが、こちらも完全JAZZドラマーです。

 内容ですが、スタンダード3曲、マイニエリの曲が3曲の計6曲です。しかし、マイニエリの曲でさえも60年代JAZZの雰囲気の曲になってます。また、当時のマイニエリのプレイですが、当然現在のプレイとは違ってますし、ミルト・ジャクソンなんかに一番近い感じがします。ただ、バイブの独奏でイントロを付ける部分なんかは、少しマイニエリの個性も育ちつつあるのかなと感じる事もできます。とにかく、まだ発展途上のマイク・マイニエリを聴くためのレアな作品であると言えるでしょう。

# よっぽどのマイニエリ・ファンなら・・・。(TKO)
 
 

   
Slow             Speedy
Light             Heavy
Mellow         Hard
Lyrical         Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay