前半が打ち込みのスムース系、後半が従来の彼のイメージといった印象でしょうか.前半の打ち込みのサウンドは参加しているChuck Loebの作品の様に物静かな都会の夜といったイメージで淡々と夜が明けていく様なイメージです. この人は、流行りのスムース系サウンドには飛びつかない人だと勝手に思っていたので、意外でした.リズムが最近のリズムですが、よく聴くとボブ・ジェイムス色のキーボードは残ってます. 5曲目のタイトル曲では、従来の彼の路線.明るいサウンドでリトナーのギターを中心に軽快に流れていきます. ジョナサン・バトラーが入った11曲、12曲目では、完全に自分の城に戻った様な温かみのあるサウンドを聴かせてくれます. 全12曲なんですが、C.ローブと共作と自信の作一曲で合計2曲がオリジナルで他10曲は参加しているメンバーの曲をやってます. コンポーザー、アレンジャー、として一代を成したんですがオリジナル以外の作品をやるというのは僕にとって彼のイメージじゃぁないですねぇ. (余り聴かない人なので、勝手に彼はオリジナルしかやらないと思っているだけかもしれませんが) これも私の勝手なイメージなんですが、この作品の前半部分は、流行りのスムース系のサウンドを取り入れて、C.ローブの作品か彼の作品か区別が付かない様なサウンドですねぇ.(勿論、メインはキーボードですが) 流行りの音なんか関係ないよ、、って言って70年代〜80年代の頃のサウンドが聴きたかったなぁ〜って思います.まぁ、時代の流れでしょうがないですかね. ☆C.Loebが入っていることである程度想像はつきましたが(アスワン)
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