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Gary Burton「Good Vibes」KOCH JAZZ(KOC CD 8515)'70/'99
U.S.A-Reissue |
Gary Burton(vib,el-p,p,organ),Sam Brown(g),Jerry Hahn(g),
Eric Gale(g),Richard Tee(p,organ),Steve Swallow(b),Chuck Rainy(b)
Bill Lavorgna(ds),Berbard Purdie(ds)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか
系の中間
○R&B
○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系
□カリプソ系)
○ユーロ系
●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系
●ロック系
今は見る陰もありませんが、ゲイリー・バートンがジャズ・ロックをやっていた頃の再発です。(オリジナルはAtlantic)数あるバートンのジャズ・ロックと呼ばれている作品は良く聴くと前衛だったり、ドラマーが元々4ビートの人だったりで、今の耳で聴くと全然ロックっぽくないのが多いです。しかし本作はドラムにバーナード・パーディを迎え、エリック・ゲイル、リチャード・ティー、チャック・レイニーなどが脇を固めるため、これこそまさにジャズ・ロックな作品になってます。 今ならfusionでお馴染みの人ばかりですが、当時ということでキング・カーティス、アレサ・フランクリンなどのバックで活躍していたソウル系ミュージシャンを集めてきたという感じだったのでしょう。まだ時代はfusion以前のため、それぞれのミュージシャンはサイドメンとして演奏しているのでしょうが、パーディ&レイニーのコンビネーションは既に出来上がったものとなってます。また、曲数も少なく、それほど目立たないのですがリチャード・ティーも聴けばすぐに分かるほどの個性を発揮しています。その反面エリック・ゲイルはまだその個性を確立する一歩手前という感じで、ちょっと他のギタリストと区別の自信がありません。(フレーズで判断してるのですけど・・。)
肝心のバートンですが、1曲だけエレピを使い、これが'70年代マイルス・デイビスのチック・コリアを彷彿させ、時代を感じます。しかしそれ以外はバックがどんな演奏であれ、今と変わらないプレイをしてるので、そういう意味では早くに個性を確立したミュージシャンだったのだなとうかがえます。それにしてもここまでソウル、ロックに寄った本作は、バートンの作品の中でも異色中の異色でしょう。'70年代前後というのはJAZZに限らず、ロック、ソウルでも時代を変える作品が多数出現しましたが、そんな時代の空気の中で生まれた本作も隠れたなかなかの力作に思います。
#'70年前後の音楽好きには是非お勧めです。もちろん、バートン・ファンにも。
(TKO)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progresseve/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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