Philip Bailey 「Dreams」Heads Up (HUCD3048) '99 - U.S.A.
Philip Bailey(vocal), Everette Harp(sax), Peter White(a.g.), Darnel Alexander(bg.vocal), Gerald veasley(b), Luis Conte(perc), Erik Huber(kb,program), Kirk Whalum(sax), Steven Scalfati(kb,program), Marc Miller(b), Grover Washington jr.(sax), Randy Brecker(fh), George Duke(kb), Gerald Albright(sax), Mark Ivester(dr), Doug Barnett(ab), Pat Metheny(g), Donald Hayes8sax) etc.

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ●ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系


元アース・ウィンド・ファイアーのヴォーカリスト、フィリップ・ベイリーがフュージョン系のミュージシャンをずらりとバックに並べたアルバムです。元アースということで、もう少しビートの効いたダンサブルな音を予想していたのですが、バラード中心で思いっきり甘い音に仕上っています。ヴォーカルやコーラスはファンタジーの頃のアースを彷彿とさせる感じなのですが、それがスムース系のバラードの上に乗っかっているような音です。エベレット・ハープ、カーク・ウェイラム、グローバー・ワシントン、ジェラルド・アルブライトと曲ごとに入れ替わる豪華サックス陣も、ひたすら甘い音で絡んでいきます。
1曲だけスムース系とは畑違いのパット・メセニーが参加していますが、パットが弾いているところだけはパットの世界になっているのはさすがというべきでしょうか。
彼女、彼氏との夜のドライブに最適の1枚でしょう。(橋 雅人)
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay