Bendik hofseth 「Colours」Verve(537627-2)'97 - U.S.A

Bendik(sax, programming) Django Bates(pf) Anders Jormin(b) Eivind Aarset(g) Audun Kleive(drs)
 
○太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
●ユーロ系  ○JAZZ系  ●JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○Tribal Teck系
この人に関する経歴は私は多くは知らず、Steps AheadのSAXを担当しているということぐらいしかわからないのだがこのCDは1997年にリリースされたもので当時は日本ではあまり話題にならなかったと思う。 ヨーロッパを活動の拠点としているらしく他のミュージシャンは私の知らない人ばっかりでレコーディングはオランダで行われているようだ。 Steps Aheadで聞かれるBendikの印象はちょっと聞きMブレッカーと勘違いするフレージングだった。ああ、相変わらずブレッカーだなと思ってクレジットを見るとこの人だったというのを思い出す。その後聞いているうちにどうもこの人にはブレッカーのようなアクがなく、あっさりきれいにまとめるような吹き方が好きになってしまった。あっさりきれいすぎるのも度が過ぎるとケニーGやジョージハワード等のイージーリスニング風になってしまいそうなものだが曲調が決定的に違うのでそうはならない。 さてこのCDの曲調は全体的に統一性があり曲名はいろいろな色の名前になっている。 曲の印象もどこまでも繊細で美しく壊れやすそうで、ピアノはライルメイズが弾いているのかと錯覚してしまうくらいだ。 昼間にこのような音楽は似合わず、深夜照明を落とした空間で聞きたい音楽である。
(WONG) 

   
Slow                 Speedy
Light                   Heavy
Mellow                 Hard
Lyrical                 Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay