Scott Wilkie「Boundless」NARADA(83616 47025 2)'99 - U.S.A.
Scott Wilkie(pf,key) Nathan Brown(b) P.Jackson jr(g) David Owens(drs) Jeff Kashiwa(sax) Russ Freeman(g) John Patitucci(b) etc.
 
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系     ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系    □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系
  Naradaレーベルですが、New Ageではなく完全なFUSIONです. はっきり言って、これは売れる作品でしょうねぇ.このサウンドが好きな人一杯いますからねぇ. まず、渋い美男子、俳優の誰かに似ているが名前を思い出せない.(まっ容姿は音楽を聴くうえで全く関係ないのでこれぐらいにしときましょう)
  最近では珍しくなった、LA系の明るく爽やか系の路線.そのキーボード(ピアノ)は、どことなくデイブ・グルーシンっぽかったり、ベノワっぽいとこあったりとキーボードの王道路線をいってます. そして彼の作るメロディは明るさの中に泣きというか、日本人の琴線に触れる様なメロディを持ってますねえ(特に4曲目なんかはその代表的なもの)それらに加え、J.カシワのEWIT-S時代の伊東たけしを連想させるメルヘンティックな雰囲気を持ってます.ダメ押しする様にR.フリーマンまで参加していますから、リッピントン系が好きな人や、キーボードが好きな人、LA系やスムース系ファンと、より広い層に指示を受けそうな作品です. サウンドは、この手の音に食傷気味で耳タコ状態の僕に、何度も聞き込ませる程、ありきたりではないよく工夫して作られたサウンドです. LA系サウンド、スムース系サウンドをいつもボロクソにこき下ろす僕が言っているから間違いはありません.この手のサウンドがお好きな人は、迷わず聴きましょう.
☆ 新風となってくれることを期待します(アスワン)
   
Slow                   Speedy
Light                   Heavy
Mellow                   Hard
Lyrical                   Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                   Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay
\1,990 13/02/99 新宿ヴァージン