久々に彼らの作品を聴いてみることにしました.一曲目は最近のお決まりのスムース系のパターンでちょっとがっくりしました.でも二曲目で胡弓の様な楽器を使い、東アジア圏のメロディが西洋のFusion系のサウンドと非常にマッチして魅力あるサウンドに一曲目で離れた興味が呼び戻されました. その後は、琴をフューチャーしたスムース系のサウンドが大半を占めます.琴の音色は日本情緒を感じるというよりはハープの様な響きをしています. 結構、ソプラノサックスでのスムース系の音に耳が疲れてしまったせいか、サックスが前面に出ないスムース系のサウンドはすんなり受け入れられました.特に琴の音色が新鮮な感じで入ってきて、2回、3回と繰り返して聴いてしまったのは自分でもびっくりしてしまいました. しばらく、このバンドの作品を買っていなかったので前と比べてサウンドがどうのこうのとは言えないんですが、和楽器を使いながら日本情緒を余り感じない(^^;)彼らのサウンドは、飽きがこなかったですねぇ. 私が好きなのは、和楽器を使わないで日本情緒を感じるサウンドなんで、彼らの姿勢とはチト異なるんですが、流行りのスムース系のサウンドを彼らなりに料理したサウンドは、金太郎飴の様なこの手のサウンドとしては、良質な部類に入るでしょう. ☆次作も買いたくなりました(アスワン)
|
\2,290 8/20/99 at 銀座HMV