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Michael Brecker「Two Blocks From The Edge」Impulse(IMP 12612)'98
- U.S.A. |
Michael Brecker(sax), Joey Calderazzo(pf), James Genus(b), Jeff Watts(drs), Don Alias(per)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
前作は「Jazzの神髄を教えてあげよう」と言わんばかりの肩肘を張った演奏で、どうも好きになれなかったんですが本作はそれがないですねぇ.楽器はアコースティックなんですが、JazzとかFusionとか余り形式ばったものではなくマイケル自信のサウンドを聞かせてくれて押しつけがましいものがなく、リラックスした雰囲気です.それでいて8曲目のブルースでは音程が高低と飛びまくったテーマ.ちょうどベースのオクターブ奏法の様な感じです.バリトンとアルトを一緒に吹いた様に聞こえるプレイにはぶっ飛んでしまいました.Jazzを中心に聴いている人はマイケルは「優等生の様なプレイ」と評していることをしばしば耳にします.技術的には何でもこなし、ソロもどんな曲でもまとめる..からこういう評価をする人も多いと思います.でもこのブルースでみられる様な発想が彼の真骨頂だと思います.この様なアイディア溢れる演奏がアルバム全曲にあれば史上に残る名盤になっていたと思います.
☆ そろそろギンギンのFUSIONサウンドも聴きたいですねえ.(アスワン)
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