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Grant Geissman「In With The Out Crowd」Higher Octave Record(HOCJCD 46228)'98 - U.S.A. |
Tim Heintz(key) Dan Higgins(ts) Clair Marko(vo) Jimmy Johnson(b) M.B.Gordy(perc)
Tom Walsh(drs) etc.
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
〇R&B 〇ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
チャック・マンジョーネの「Feels So Good」の大ヒット曲でギターソロを弾いていたのがこの人です.その後、ソロを何作か出してまして、サウンドは「Feels
So Good」の延長の様な「カリフォルニアのあおいそらっ!!」ちゅう感じの底抜けに明るい爽やか系のサウンドでした.同じ様なサウンドでチョット耳タコになっていたんですが、前作はアンプラグドゥ系のサウンドで変化がありました.
本作はいわゆるスムース系の黒人ギタリストのサウンドを取り入れ、ブルージーな雰囲気を漂わせてます.しかし、根っからの明るい性格が災い(?)したか、ギターのソロになると音色が明るい「カリフォルニアのあおいそらっ!!」のフレーズがばんばん出てきて、彼の根っこからなかなか脱却できない面が見えますねぇ.
これが彼の個性なんで、いいとしましょう.5曲目はSpecial EFX風のリリカルで幻想的なイントロから彼の個性であるLA系の爽やかなギターが優しいメロディを弾いてます.ほのぼのした雰囲気でいかにも彼を象徴するサウンドでこの作品の聞きどころの一つでしょう.
前半部分は黒人ギタリスト系のサウンドを意識してますが、後半になるとLA系のサウンドや生ギターでの温か味のあるサウンドが多くなり、本来の彼の持ち味が出ている様に思えます.
息の長いミュージシャンで、果たして彼のファンというものがどれ位いるのか想像も出来ませんが、彼の作品の中では平均以上の出来だと思います.
☆肩の凝らない軽いサウンドを聴きたいなぁ..という人向けのサウンドです(アスワン) |