Rachel Z 「Love is the Power」NYC/GRP(GRD-9929)`98 - U.S.A.
Rachel Z(key,vo) David Mann(key) Chris Botti(tp) Larry Saltzman(g) Michael Bearden(key) Najee(ss) Nick Moroch(g) Jimmy Earl(b) etc.
    ○骨太いストレート系   ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間 
    □R&B                ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系        
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系          ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系          
  ○ブルース系       ○ロック系

Mike Mainieri率いるSteps Aheadに参加して、あちらこちらで名前を見かける様になりました.キラッ☆と光るプレイが随所に見られ、期待するミュージシャンの一人として注目してました.Steps Aheadが原宿のキーストン・コーナーでLiveをやった時は、これまた美人でした.(*^^*) さてサウンドの方ですが、お店のリリース情報によるとポップなアルバムというキャプションが付いていましたが、その文句に違わずポップなサウンドです.全10曲すべて彼女の手によるもので、どれもピアノを中心として打ち込みを入れたりして最近のスムース系の流行りの音を入れてます.
メロディアスな生ピ中心ベノアファンなら一発で気に入る内容かもしれません. 彼女に対して、Mike Mainieriの秘蔵子というイメージで見てしまうと、パット・コイルの様なB級プレイヤー(ファンの方ごめんなさい(^^;))が作る様などこにでもころがっている様な聴いたことある様な無い様なメロに流行りのサウンドじゃぁ、ちょっと期待外れも大きいですえね.一応NYCのレーベル経由なんですが、GRPから出てます.グルーシンがいなくなってからのGRPは単なる大手の会社で売れるものを出そうという姿勢の様で、初期の頃の「良いサウンドを作ろう」というグルーシンとローゼンの姿勢がありません.
だから彼女もその波に飲まれて、「今一番売れるサウンド」を作った(作らされた)のかもしれません.以前の2枚の作品とは余りにもかけ離れて安易に作ったという面が見えて仕方ありません.
 ☆ 前2作のイメージで聴いてしまうとがっかりするかも....反対にメロディアスで肩の凝らないピアノファン向きです.(アスワン)
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                   Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                   Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay
\2,390  1998/09/11 at 新宿ヴァージンメガストア