Torilok Gurtu「Kathak」Escapade Music(ESC 03655)'98 - U.S.A
Trilok Grutu(drs,per,voice), Jaya Deva(ganawa,voice,g), Kai Eckhardt De Camargo(b), Ravi Chary(sitar,harmonium), Neneh Cherry(voice), Steve Lukather(g)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系        ●印度・中近東系
マクラフリンのバンドに参加して彼のサウンドをググッとグルツ色に染めてしまったことありましたねぇ.何枚出ているか覚えてませんがソロがまたまたでました.今回は今までの様にインド、中近東の自分のサウンドを中心として幻惑的なパーカッションでサウンドの雰囲気を作ってますが、かなりポップというかFusionっぽくなったなぁ..という印象です.ワールド系とFusionサウンドが巧く融合したという意味では、方向性はメセニーの最新作と同じでしょう. 評価すべき点はグルツが育った環境でしか作り得ないサウンドに個性があり、コンセプトが明快に出ている点です.Fusion系のリズムの楽器と民族楽器が妙にマッチし、シタールもエレクトリック系の楽器と溶け合ってます.独特のクセのあるメロディもアレンジが功をなして非常に聴きやすいというか、Fusionっぽくなっていてインド色を無理やり出した様な無理がありません.でもこれは好き嫌いがはっきりするでしょうねぇ.新しいサウンドを探している人には好まれるサウンド.現状のFusionのサウンドに十分満足している人には嫌われるサウンドでしょう(^^;) ☆脳味噌錯乱級!!買いっ!!....但しスムース系サウンドがお好きな人にはお勧めできません(^^;)(アスワン)
 
   
Slow                   Speedy
Light                   Heavy
Mellow                   Hard
Lyrical                   Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                   Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay
\2,290  06/25/98  at 新宿ヴァージン