Maria Joa & Mario Laginha「Cor」Verve(557456-2)'98 - U.S.A

Maria Joa(vo), Mario Laginha(pf), Torilok Grutu(per), Wolfgang Muthspiel(g)

○骨太いストレート系     ○明るく爽やか系     〇骨太系と爽やか系の中間 
○R&B                          ○ブラック系             ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系( □サルサ系 □カリプソ系)          ○ユーロ系
○JAZZ系                     ○JAZZとFUSIONの中間系 
○ブルース系                ○ロック系                ●ワールド系

今週の目玉作品です.女性ボーカルと男性ピアニストのデュオです.ゲストでTorilok GrutuとWolfgang Muthspielが参加してます. サウンドは一言で言うと超個性的ワールド系サウンドとでも言いましょうか..... スラブ系の言葉で歌い中近東音楽+スラブ系東欧系民族音楽+クラシック系ピアノ+印度系パーカッション+都会的ソリッドなギターが組み合わさり、アジザから毒を抜いて洗練してもうちょっとポップに味付けした様なニューエイジ的なサウンドです. ボーカルの女性は矢野顕子のような歌い方もします.矢野顕子も日本のメロディを使っているのでコンセプト的には共通したものがあるんでしょうか?? もはやFusion系のサウンドはアイディアが出尽くした感があり、新しいサウンドを持つミュージシャンに出会うのは年に一回あるかどうかなんですが、この作品をFusionとして扱って良いか分かりませんが、中近東かそこ辺の無国籍的なワールド系のメロディというか、音階を取り入れてそれでいて抵抗感がなくス〜ッと入っていくこの作品には新しさを感じます. (多分、ニューエイジ系のサウンドでは珍しくないのかもしれませんが......)不思議な雰囲気のあるこの作品に今、はまってます.
脳味噌錯乱級!!買いッ!!....ただし、ワールド系のサウンドに抵抗がない人や新しいサウンドを欲しい人対象ネ.(アスワン) 

   
Slow                     Speedy
Light                   Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                   Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                   Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay