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Michel Petrucciani 「Both Words」DREYFUS JAZZ(FDM 36590-2)'97
- France |
Michel Petrucciani (p),Steve Gadd(Drs) ,Bob Brookmeyer(tb), Anthony Jackson(b),Flavio Boltro(tp) ,Stefano Di Battista(sax)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ●JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
現在のJAZZシーンには故ビル・エバンスに影響を受けたピアニストは大勢いるのですが、いまやその筆頭にあげられるようになったミッシェル・ペトルチアーニの新譜は、スティーブ・ガッド、アンソニー・ジャクソンというfusion側から見ても強力なリズム隊を引き連れての作品になりました。その3人によるトリオで昨年来日公演もあったのですが、この作品では更に3人のホーンが入ったセクステット編成になってます。これだけ人数が多くなっていても、ピアノをよりフューチャーしているのでペトルチア―ニ・ファンには聴きごたえ十分でしょう。それとガッド、アンソニーのプレイは普通の4ビート・プレイヤーには出せ無いような、まさに彼等ならではのJAZZプレイ満開で、細かいリズムやアクセントなど何から何まで凄いです。そして気になるペトルチアーニ、ガッド、アンソニーのコンビネーションですが、これが素晴らしい位にマッチしています。よくあるJAZZ/fusionミュージシャン混合の時に起こるミスマッチは全然見られす、むしろ両者の良い部分が引き出されているのには感心しました。明るめで楽しいサウンドはまさにこのメンツならではです。
☆ ん〜、ご機嫌!! ピアノ好きにはもってこいでは?(TKO)
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